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お家のしつらえごと「我が家の床の間飾り」vol.6清明

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花まつりも終わって、桜も散ってきました。

今回の我が家の床の間、テーマは『鴻雁北へかえる』
春を表現した“しつらえ”にしては地味ですが、私の大好きな候です。


日があたたかくなり、雁(渡り鳥)が北へかえっていくよ、という春を表す候です。
この候には、「雁風呂」という、青森(津軽)の民話というかお話があります。
「雁風呂」のおはなし
秋になると、雁(渡り鳥)が海を渡り南へ移動する時、
海面に身体を休めるために、小枝をくわえて飛んでゆく。
次の春に、同じ小枝を浜でひろって、北へ帰るはずが、浜辺にはたくさんの小枝が…

それは、冬を越せずに亡くなってしまった鳥たちのもの。
その供養の為に、浜に住む人たちが小枝をひろって、風呂を沸かし、旅人にふるまった。というもの

なんとも心がグッとなる、良い話です。
子供にも、人間と自然の優しい関わりについてなど、そんなお話を聞かせたいものです。


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その「雁風呂」にちなんで、小枝をメインにしつらえました。
鳥さんの額や、お人形を添えてかわいらしさも加えて。
画は、坊やの新作、「清明」です。
「春分」が過ぎやってくる「清明」=すべてのものが清らかで生き生きとする、生命が輝きだす季節。

壁飾りは、坊やの健やかな成長を願って、端午の節句迄こいのぼり。

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