eat with season
料理研究会と食のコラム
食卓やレストランでも身近に季節を取り入れるヒントになる、二十四節気七十二候。その季節にしかない大切な食材や行事をテーマに、食卓からはじまるライフスタイリング。AOYAMA FLOWER MARKETさんの冊子にて、私の「重陽の節句」のお料理とテーブルコーディネートを掲載していただきました。
重陽の節句は、二十四節気の十五番目「白露」に含まれており、表現しやすい節句の一つだと思います。露がキーワードだったり、今回のようにダイレクトに「菊」でお祝いのようなスタイルにしてみたり、さりげなく菊の葉茶を用意してみたり、さまざまに楽しむことができると思います。
海外のお料理も好きですが、なんといっても日本料理がいちばん好きです。日本料理には、季節はもちろん、我が国の伝統や風習、暦や医食同源、縁起物、たくさんの要素が含まれていて一通りの食事の中に、どれだけのメッセージ、知識、遊び心、作り手のもてなしが込められるかというところに、楽しさと感動、があります。器からその日そっと設られた花、香りまで、考えたらキリがないほど。さりげなくともわかる人にはわかるし、なんだかわからない人にも、ただ心地よく感じてもらえるもの。主にやさしさで構成されているといっても過言ではない日本の食文化、触れるたびに「有難いな」と感じます。これからも学び続けていきたいと思います。
素敵なご縁が繋がり、20年近く暮らしている自由が丘の中の、ずっと大好きな場所で、カフェを開かせていただくことになりました。 当時私にとって、えんがわさんといえば、パテ屋さんの小さな小屋がある、とても広いお屋敷の中にある、 […]
Read moreRead more季節を表現する調理法や素材づかい、また各国の料理紹介などをテーマに、料理研究会を行っております。今回は、メニュー開発で携わらせていただいている福井県のベーグルカフェ「Park Bagel & Coffee」さん […]
Read moreRead more私の旅は、いつも美味しいものを食べることが目的です。イタリアは、いつでも大きな期待を裏切ることなく、たっぷりと食いしん坊を満たしてくれる国です。なんといっても、イタリア人の食事にかける情熱と、優しさに、毎度胸いっぱいで帰 […]
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