食の企画開発室 Amond

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梅子黄(うめのみきばむ)

七十二侯は、“腐草為蛍”から“梅子黄”へ。
この風流な文字の表す通り、梅の実が黄色く熟す頃、という意味です。
地球温暖化や、さまざまな環境の変化で、日本の風土や季節もおかしくなってしまっているようなことも耳にすると、とても怖いなと思ってしまいますが、その一方で、七十二候の暦通りに梅の実が黄色かがって熟しているのを見ると、なんだかほっとします。
七十二侯からは、とても繊細に季節や風土を眺め、自然に合わせて仕事をし、時に愛でて、時には養生する。
シンプルですが、いろいろな日常や社会の邪念に囚われない、自然と人間の関わり方、季節の楽しみ方を知ることができます。

「梅」は、この一年の中でも、とても大切な自然の産物です。
梅雨の時期には、昔は疫病が多かったことや、一年の半分を節に、厄除けやお祓いをする風習があったと言われており、今でも夏越しの祓いとしてその風習は残っています。そして梅は、この季節に皆が揃って実を採り、大切にしてきた滋養には欠かせない食べ物です。
梅干し、そして梅酒、梅酢、いづれも薬効があり、日本独特の味のものの一つらしいです。
私は、低気圧で偏頭痛がしたり、体がだるくなったり、とくに梅雨の時期は体調を崩すことも多かったのですが、
ある年から梅仕事をするようになって、梅雨時期の偏頭痛も減った気がします。
梅が届くと、部屋中に梅の香りが広がって、そのアロマは梅雨が待ち遠しくなるほどです。

大昔、アロマの勉強を熱心にしていた時期がありました。
その時に読んだ本の中に、人間は動物なので、季節によって体が勝手に水分量や栄養の蓄積をしており、
季節に体がついていかないと、体調を崩してしまう。例えば、夏になってもエアコンの効いた温度コントロールされた部屋にずっといると、体が夏体制になっていなくて代謝できなくなってしまう。そんな時に、アロマなど自然な香りの刺激はそのような動物としての人間の体内センサーに働いて、季節に合った体制に導いてくれる、という記述がありました。その時は、そうなんだ、くらいにしか思ってなかったのですが、梅の香りに包まれている時に、わたしはそれをすごく体感しました。

時には山や自然に出かけて、思いっきり空気を吸うと、とてもすっきりします。
梅のアロマに包まれていると、「もう春ではなくて夏に向かってますよ」と体に促して整えてくれているように感じます。
私たちは、自然に触れることをとても必要としていると感じるし、季節を体感することで調子を整えることができるのだと思います。
この梅雨の季節には、梅の香りに包まれる時間が私にとっては、自然とつながる良い時間です。
畑や、梅仕事をするようになって、人間として豊かになった気がします。

遠田明子の24節気72候

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