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糸島から唐津の旅vol.1
春休みに、3年ぶりの糸島へ旅に出ました。パンデミック以来の家族旅行。十代の頃からの親友が何年か前に移住したこともあり、春の九州が久しぶりのヴァカンスの地となりました。今回は、絶対に行きたかったお寿司屋さんとお料理屋さんには、残念ながらどうしても旅のスケジュールと繋がらず、断念したのですが、行きたかった宿3軒には全て訪れることができました。
そして、行きたいところ全部に行けなかったことが、かえってゆっくりとした時間を味わうことができ、とても思い出深い旅となりました。
まず、福岡空港から直接向かった糸島の海。
友人夫妻が、長旅の移動だった息子を気遣って寄ってくださいました。
椰子木ブランコのあるビーチ。これが本当に、広々として良いところでした。長らくのマスク生活と緊張感のある日々、そして早朝から電車と飛行機で縮こまった体がわーっと、広くて青い海原に解放されていく、浄化されていくようでした。仕事以外で都会を離れる、という体験がなんだかんだ2年はできなかったからこそ開放感も大きく、春の海と空の青、息子がブランコに乗る光景がなんとも平和で、連れてきてくれた友人夫妻にまた会えたこと、来れたこと、みんな元気だったこと、海に向かって心から感動、感謝でした。
bbbhouse
糸島の小さなホテル、レストランとカフェも併設されていて、素敵な空間とサービス。食事も、地産地消と大袈裟にうたってないけどほぼ地のもので構成され、ワインも美味しい。子どもの食事もたっぷりあってとても優しくて、親切でした。独特の、ゆったり感と、空間だけではないブランドの空気がしっかりとあって、スタッフの距離感も居心地もいい。こんなホテル作ってみたいな、ってとこが随所にありました。糸島の青い海の思い出をと、青いオリジナルのタオルをお土産に買いました。こういう、美しい記憶に紐付くお土産は、いいですね。今でも朝このタオルをかけるたびにこの空と海の青や景色を思い出します。
つづく…