ONDtable

Life with delicious foods and happy table...

重陽の節句

ws829

重陽の節句と聞いて、何のことだか、いつのことだか、 当たり前に知っている人はもしかしたら少ないかもしれません。
9/9は、重陽の節句と言って、長寿や健康を願う節句とされています。
古くは中国の風習で、数字の陽の中でもっとも大きい数字の9
陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。
昔ですから、秋の収穫の前におもいっきり健康を祈ったり、
少し秋の夜長や過ごしやすい朝方に遊ぶような感覚もあったかもしれません。
長寿といえば、菊の花。もともと、菊は古代中国で、邪気を祓い長生きする効能があると信じられていました。
菊の花を煎じて飲んだり、お酒に浮かべたり、
あるいは、菊の花に真綿を覆って、その朝露を飲んだり顔につけたりして、
この日は健康祈願、長寿祈願、美人祈願などをするのが習わしです。

日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われたり、
8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭いて長寿を祈っていました。
京都の上賀茂神社では、無病息災を祈る重陽の節会が現在でも行われています。

日本の節句の中では、あまり知られていない風習ですが、とてもかわいらしい習わしですので、
今回はこの「重陽の節句」にちなんだ、乙女の節句遊びを考えてみました。


11960078_862408767139665_8110133286924919083_n
2015年、8月末のワークショップ
「ハーブコーディアルとお灸の会」は、そんなあまり知られていない「重陽の節句」を
遊び感覚で体験できるワークショップでした。
コーディアルには、たくさんのカモミールや、マリーゴルドなどキク科の花やハーブを使って
お灸は、菊の花にひたしたクルミを敷いて菊の薬効を目に浸透させてくれる、そんな素敵なお灸。
そして、cucinaakikoの食事会は、もちろん菊をふんだんに使った精進料理。
健康促進や、少しお祭り気分も味わえる楽しい会でした。
次回は、そんなハーブコーディアルのレシピのご紹介をいたします。

ちなみに、この日のメニューは、
五目ちらし寿司菊花といっしょに
アボカドときゅうりのサラダ
車麩の唐揚げ大葉巻き
みそ漬け豆腐、紫蘇わさび
まんまるトマトのおひたし胡桃味噌だれ
菊花のお吸い物
お漬物いろいろ
梅のおやつ

お灸は出張なずな堂のカネコ先生でした。
11904652_862408737139668_118097828540562613_n
11951171_862408810472994_3933835133496180084_n