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Life with delicious foods and happy table...

4月は「端午の節句」がテーマでした。

クチーナアキコ自由が丘の会員制料理教室

お献立
【端午の節句の祝い膳】
ハレの日のちらし寿司
カツオのたたき
鯛カブト煮
アスパラとタケノコの肉巻き
柏餅(よもぎ餅)

鯛のカブト煮
このメソッドは、いろいろな煮魚に応用出来るので、
是非お試しください。カレイや、金目鯛、サバでもとても美味しくできます。
鯛のウロコ取りがとても面倒ですが、
生の時にある程度取ってくれてあるスーパーもあります。
生の時にウロコをとっても良いのですが、大きい鯛だとウロコが硬くて
手を傷つけてしまう事もあるので、ご注意ください。
調味料の入れる順番、
醤油の入れ方、
一度鍋に入れた魚は触らず、落とし蓋を。
仕上げに、みりんをひと回し、
煮汁を魚にかけてかけてを20回くらい
照りを出して仕上げるのがコツです。

ちらし寿司
中身の野菜の味付けですが、ひじきと人参の炊いたものや、
キンピラなどの甘辛い味付けで大丈夫です。
この味(特に砂糖)が薄いと、美味しくなく、腐りやすいのでご注意ください。
ただし、この時のベースの具材や、味付けは今後各家庭の好みの味を
何回か作るごとに見つけていってください。
ちなみに、私は人参とゴボウで作りますが、
私の母のちらし寿司は、ひじき、高野豆腐、人参、ゴボウを炊いたものが入ってます。
クルミや、松の実を砕いて入れても美味しいです。

カツオ
「初鰹」
江戸っ子の間では「初物を食すと75日長生きする」といわれていました。
そして当然初鰹もとなるわけですが、
カツオは「勝男」ということで偉く縁起が良い。
江戸時代には100万円ぐらいつぎ込んで買った人もいたとか…。
結婚式にかつお節を引き出物に添えるのも、縁起物であるからです。
初がつおで一年の幸を願います

セリでなくとも、ルッコラや、クレソン、スプラウトなどでも良いです。
ただ、やはり季節の味、春はこの組み合せが私は一番好きです。
脂ののったカツオの手に入る、秋には、
「戻り鰹のたたき」も是非、おすすめです。
「戻り鰹」の時は、火で炙る工程をもう少ししっかりした方が美味しいです。

野菜の肉巻き
「端午の節句」という事で、
まっずぐにぐんぐん伸びる野菜
健やかに、素直に育ちますように。
アスパラガスと、タケノコをお肉と合わせました。
下ゆでした人参、ゴボウ、うど、葱、しいたけ、
夏だと谷中ショウガ、硬めのアボカド、ミョウガなんかも美味しいです。

柏餅
この日はあわてて作ったので、
少し雑な仕上がりでしたが、
上新粉の生地を作る時に、
お湯を少しずつ入れて耳たぶくらいになるように
じっくりこねて、均等な薄さにのばして作ると
美味しくできます。

節気では「穀雨」の日でしたが、
清々しいお天気の日に、和やかな時間をすごせました。
みなさま、いつもありがとうございます。

次回は、季節野菜とエスニック料理です!
リクエストで、フォーと、少しスパニッシュを交えて
メニューを考えています。
どうぞお楽しみに。

5月のクラス
平日クラス
5/24 (木曜日)※予定
10:30〜 / door open 10:15

土曜のクラス
5/26に予定しております
11:00 ~ / door open 10:45

クチーナアキコ自由が丘の会員制料理教室

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ちらし寿司の仕込みの人参、黄人参で作ると、色が美しくて好きです。

クチーナアキコ自由が丘の会員制料理教室

最後に…
子どもの食には、私も悩むことがあります。
せっかく作っても食べなかったり、偏食をしたり。
どのお母様達もそんな悩みをお持ちかもしれません。
でも、どうせ食べないからと言って、年中同じものを作って、食べても、
今が何の季節で、どんな香りがして…
子どもたちにわかるはずがありません。
「旬」。
これは、とても大切なことです。
旬の野菜は、大地の恵みを、魚料理は海の恵みの、
その自然の香りや、味を、感じさせてくれます。
それは、土から芽が出て実る、そこにいる虫や、生命そのもの。
食べるということは、すべてつながっているのです。
今はわからなくても、五感を養うことで、わかる日が来ます。
これは、理論ではなく、感性です。
本を見て学ぶことではなく、体験することです。

そんな五感を養うためにも、食べて嫌だと言われることがわかっていても、
「これが季節の味なのよ」と、あきらめ半分で食卓に並べることで、
春の香り、季節の野菜、という感覚を育てることができると思います。
毎日できる事ではないですが、
年に4回程度、母がありったけの季節の味を並べる食卓の日を。
我が家でも月に1日は旬メシを並べるように心がけております。
大人が嬉しいだけでもありますが….。
そんな日の食卓を、息子も「わ、ご馳走だ!」といつか言ってくれると嬉しいです。
「こどもの日」に寄せて、私の食育コラムでした。
長々と読んでくださってありがとうございます。