ひな祭りの前日の、親子パーティーのケータリング。
幼稚園のお母様方の定例の食事会へのお届けだったのですが、
お世話になったお母様方への感謝の気持ちを込めて、
「ひなまつり」のお献立にてお届けしました。
女性であることを大切にしたいと思っています。
でも母というスイッチが入ると、母性と女性は同じようでちょっと違う。
母は、子どもを守って育てる見守る役目が大きい。
一生懸命母をすると、がんばらないと女性に戻れないと感じたり。
でも、母として幸せだったり、精一杯の日々。
そうしてるうちに、強くもなるし、十分幸せなんだけど、
女性の優雅さや麗しさを置き去りにしてしまう、ということを感じる時が誰しもあるはず。
それは、生活に余裕があっても無くても同じことなのかもしれないし、
もしかしたら「余裕」があってもそれを使いこなせるかどうかもわからない。
でも、美味しいものを食べたり、季節の節目を楽しんでみたりすることで、
母性も女性も、どちらも嬉しいと感じたり、ときめいたり、できるのではないかと思います。
お腹がすいてご飯を食べる。
今日はどうしよう、といつも家族のご飯を作る、
みんなが食べない残り物をお昼に1人で食べる。
日々の食事は、ほとんどが何気なく通り過ぎて行ってしまうものかもしれません。
今回のように、ご依頼されて食べていただくお料理や、
お料理教室に来ていただいて召し上がっていただく料理には、
ふと、五感を刺激するような、エッセンスをいつも考えています。
女性の中の優雅さや繊細さを刺激したい。
美味しい食は幸せを感じるし、野菜の味や色彩からは自然の恩恵を感じる。
fooding=healing
リラグゼーションのひとときでもあります。
予算とか、時間とか、自分のキャパの兼ね合いもありましたが、
今回はとくにそんな尊敬すべき素敵なお母様方へ
「ときめき」と「出会い」を隠しテーマに、お献立を考えさせていただきました。
季節の味や、おもしろい食材の組み合せをが詰まってます。
大人の女性の「ひなまつり」をお楽しみいただけたら嬉しいです。
お子様はハンバーガーとブリトー